モハマッド レイナルド ラシャド(インドネシア)2022年入学

私がBPGIを選んだ理由は、高校を卒業した後、自分の進路がはっきりせず、情熱を傾けられないかもしれないことを専門にしたくなかったからです。日本への留学を考え、BPGIは学費の安さと多彩な分野が学べることから第一候補となりました。特にBPGIは、私の社会科学への関心と合っておりして、結果的に学問的な考察における柔軟性が身につきました。

日本での生活では、特に言葉の壁で最初は苦労しましたが、徐々に新しい環境に慣れていきました。

BPGIに入学する前、私はジェンダー研究に興味を持っていました。BPGIのプログラムは、様々な背景や関心を持つ学生が集まっている点が魅力的でした。授業での多様な視点や議論は私の学問的経験を豊かにし、視野の広がりを感じました。このような授業を通して、文化的、イデオロギー的、その他の観点にかかわらず、彼らの視点から見た正解なのであり、間違っている人などいないということ気がつきました。

ジェンダーの問題だけでなく、他のことにも目を向けられるようになりました。ICUでの交換留学では、人文科学的な側面からグローバルな問題に触れ、元国連日本大使など著名な方々の講義に参加したことも良い経験になりました。

将来の夢は、ジェンダー学から初等・中等・高等教育を含む教育学に重点を移し、OECDのような国際機関で将来の世代に役立つようなグローバルな教育政策に影響を与えられるような仕事をしたいと考えています。

黒田 亜紗子(日本)2022年入学

中学、高校の頃ニュージーランドに住んでいましたが、日本に帰り英語で大学教育を受けたいと考えていました。将来のために多様な機会を与えてくれる大学を探す中で、BPGIに出会いました。筑波大学では、関心のある海洋保護に焦点を当てながら、グローバルな問題を探求することができます。また、BPGIでは多数の留学生を受け入れているため多文化的な環境に身を置くことができる点も魅力でした。このように日本でグローバルな環境も維持しながらも、長らく離れていた日本の文化にも触れることができ、私にとって最高の選択だったと思います。

入学前から素晴らしい評判を聞いていたので期待していましたが、私の予想をはるかに上回る経験をしています。その理由は、多くの講義が英語で行われ、様々な分野をカバーしていることや、少人数制のため先生方との絆が深まり、素晴らしいサポートを受けることができるからです。周りの方々も親切で、人脈を広げることもできました。また、都心部から近すぎず遠すぎない立地は理想的だと感じています。ICUでの3ヶ月間は、様々な国から来た素晴らしい友人を作ることができ、非常によかったです。

将来は、ニュージーランドや南米、アマゾンの熱帯雨林などで環境を保護する仕事に就きたいと思っています。また、世界各地に派遣され、環境に良い影響を与えながら旅を続けられるような組織で働くことにも興味があります。そのために現在は、スペイン語も学びたいと考えています。

ヤナギサワ シユウ(日本)2023年入学

私は日本人ですが、アメリカに6年間住んでいました。当初はアメリカに残るつもりでしたが、日本とアメリカでは学費に大きな差があることを考えて、大学進学のために日本に戻ることにしました。筑波大学を選んだのは、つくばに3年間住んでいたので、つくばの街やキャンパスには馴染みがあったからです。筑波大学への進学を決意し、英語プログラムを探しているときに、BPGIを見つけました。

BPGIは日本国籍の学生を受け入れる唯一の英語プログラムで、環境や人間学など様々なトピックを探求できるカリキュラムを提供しています。英語を使って勉強をしたいとは思っていましたが、何を勉強したいのか明確ではない私にとって、BPGIは1つの分野に縛られず、さまざまなことを探求し学ぶことができるので、最適だと思いました。結局、日本の他の大学には出願せず、BPGIにすべてを賭けることにしました。

BPGIに入学した今、授業では多彩なトピックを探求し、、学生生活も予想以上に充実しています。特に多様な国の人たちと知り合うことができ、BPGIは私の期待以上のものでした。

卒業後の進路については、大学院進学を希望しています。大学は日本ですが、修士課程は日本に残るか、留学するか等、大学生活の中で計画をたてていく予定です。BPGIが私に与えてくれる可能性にワクワクしています。